第2回 立川こしら京都落語会 レビュー
※ この投稿は京都落語会特設サイトにアップしたものと同じですので、こしフルリスナーの方には少々回りくどいところがございますw
※ 落語会本編画像以外は拡大しません。一部写真はあきさん撮影のものを使わせていただきました。ありがとうございます。
2011年11月26日、be京都にふたたびあのオトコがやってきました。
そう、立川こしら。
立川談志一門孫弟子初の真打ち昇進を決めたオトコ。
立川こしらがやってきたのです!
今年は、ラジオ番組「こしらにフルな」リスナーのながうさん、あきさんとも先に落ちあって、万全の態勢でこしらさんの到着を待ちます。
怪しい二人組ですので、顔は伏せさせていただきます。
で、早く来るって言ってたくせに、結局会場入り間際になってとうとう立川こしらが登場です!
地下鉄今出川駅の階段を、昨年と同じように上ってきます。昨年と同じ……ように?
ん?
なんかちがう……なんか紫色の物体がくっついています……。
なんかキターーー!
ラジオ番組「こしらにフルな!?」をこしらさんと一緒にされている、声優の古原奈々さんです! 交通費がなくて来られないって言っていたのに! なんなんだこの人は! どうやら東京からこしらさんをストーキングしてきた模様。さすがこしらさんとの入籍を目指すコーナーとかやっているだけのことはありますw
ちなみに「交通費は自腹なんだから、落語会の入場料も打ち上げ費用もアンタ持ちよ!」とのこと。
さすが国王です。
まあ、そんなこんなで、スタッフ(?)一同集合し、いざ会場、be京都さんへ!
会場入口には、東京からおくられてきた花束も!
しかし、のんびりしているヒマはありません。
会場まで30分。大急ぎで会場のセッティングをはじめます。……と、そんなところにリスナーの月草さんが登場! リスナー仲間のよしみで、無理矢理手伝わせます。こうして会場もなんとか形になってきました。
設営した高座をチェックするため、フルハラ国王が上がります。
なぜか時そばをはじめます。(頼んでないw)
しかしネタ以前に銭をうまく勘定できないフルハラ国王でした……。
さて、ここで少し話は戻ります。
昨年はじめて行われた、京都落語会。こしらさんの関西での知名度は低いものの、関東以外でこしらさんの落語に触れられる機会が少ないこともあり、遠方からのお客様も多く、盛況に終わりました。
しかし、今年は2年目。物珍しさだけでは集客は難しいだろうなと踏んでいました。
実際ワタシの本業が多忙を極め、思うように宣伝できず、出だしのご予約数はなかなか厳しいものでした。あせるワタシでしたが、こしらさんも積極的に宣伝してくださり、なんとか最低限の予約数が集まってホッとしてのは、ほんの数日前でした。そして、開催前の2日間ほどで、これないと言っていた方たち数名が「都合ついた!」とご予約いただきました。これは嬉しかったですねぇ。テンション上がりまくりでしたよw
そして話は当日に戻りまして……ついに開場!
ワタシの心配は、とにかくお客さんの入り……だったのですが、開場と共に続々続々お客様が! まだ受付の準備も整っていなかったので、うれし涙を流しながらパニクるワタシ! そんなワタシを優しくサポートするのは、影のプロデューサー・フルハラ国王です!
「そんなにワタワタしなくていいのよ?」
上からまっすぐです。ムカつきます。
しかし、ワタシはおとなしくしたがったフリをして、この人をうまく利用することにいたしました。(ネタですよ! ネタ! 古原さん、ありがとう!)
こしフルリスナーからは更に、ゼロケルビンさんと2年連続ご参加のランプラさんも到着!
他のお客様の中にも、超遠方からご参加のがんまさん、ステキ女子の小西さんをはじめとして、昨年もお見かけした皆様、そして初めてのお客様もどんどんいらっしゃいます!
そして……開演も近づいたころ……ついに満席です!
この時点でまず本日第1回目の感無量。
よくやった、オレ。
そして控え室のこしらさんに声をかけ……中入り、休憩を取ることを確認し……ついに開演!
「真打昇進内定記念 第2回 立川こしら京都落語会」スタートです!
長めのまくらです……会場は度々爆笑に包まれます。ワタシのこともいじっていただき、嬉し恥ずかしw
実際昨年は、前半固さの見えたこしらさんですが、今年は飛ばしまくってます。お客さんを掴んだら離しません。
そして長めのまくらから本題「豆屋」に入ります。よいテンポで流れてゆく感じです。
会場の雰囲気も熱気ムンムンから、少し落ち着いた感じになり、軽めの笑いがあちこちで漏れ、会場にお客さんが馴染んできたようです。そしてひと笑いとって中入りです。
そして、こしらさん。衣装を換えて、後半戦スタートです!
皆さんにチラシをお配りした、Avexから発売されるCD を軽く宣伝することから入ります。
……で、真打ちトライアルで最高得点をマークした噺だと前置きした上で始まりました! 「火焔太鼓」です!
ワタシは落語初心者ですから、多くは語りませんが、どんどんヒートアップしてゆきます。
ふたたび会場は熱病に支配されたようになってきます。
ワタシも中入りを終え、やることも落ち着いたので、ゆっくり楽しませていただきます。
こんな大盛り上がりの中終わった、火焔太鼓。
そして、図らずも談志師匠ご逝去の直後となってしまった落語会らしく、談志師匠に手向けた言葉と共に、師匠が得意だったらしい「風呂敷」へ。
面白い面白い!
ついに終了!
写真ではわかりませんが、万雷の拍手。
ワタシも追い出しのお囃子をかけつつ、今日二度目の感無量。
お客様には、あきさんが会の最中準備してくれたお花を持って帰っていただきます。
でも、まだまだ京都落語会ナイトは終わりません。
打ち上げですよ!
皆さんには先に会場「三条季節家」に移動していただきます。
ワタシは、準備の時と同じく、フルハラ国王&こしフルリスナーオールスターズの助けをいただき、お片付け。
be京都さん、昨年に引き続き、素敵な会場をご提供いただきまして、ありがとうございました!
で、始まった打ち上げ!
予想を遥かに超える参加人数に、急きょ席を増設していただきます。
ここでの写真はあまり掲載しませんが、こちらも盛り上がりました!
皆さんがこしらさんの落語を堪能してくださったことがよくわかる、本当に楽しい雰囲気で一杯の宴席でした!
こしらさんもニッコニコ!
拍手に包まれる会場!
浮かれる国王!
ちなみに嬉しかったのは、打ち上げも遠方からお越しの方が多く、途中でやむなく換えられる方も多かったのですが、ワタシが外までお見送りすると、皆さん一様に大急ぎで走り去ってゆかれたことです。
ホントにみなさんギリギリまで楽しんでくださったのがよくわかりました。
そんな皆さんの後ろ姿を見送りつつ、本日最後の感無量。
今回は、ワタシなりにかなり苦戦しました。
独りでは成り立ちませんでした。
こしらさんはもとより、来て下さったお客様、ツブヤ大学の望月さん、いっつも励ましてくれたこしフルリスナーの皆さん、当日こまごまとワタシの行き届かぬところをフォローして下さったあきさん、寒空の下、お客さん誘導してくれたながうさん、たまたま早く来たら無理矢理手伝わされてしまった月草さん、当日は来れなかったものの、毎年ステキCMを作成して精一杯のエールを下さる回線速度遅いさん、座布団貸してくださったりビデオ撮影してくださったりと影ながら大きなサポートをしてくださった若村さん、うるさいくらいに開催を心待ちにしてくれていた友人のピートくん、本来番組とは関係のない落語会の宣伝を広い心で見逃してくださる、すまいるエフエム、カツウラさん……そして、バイトに励み、交通費を作り、こしらさんの勇姿とリスナーたちの顔を見に駆けつけてくれた古原さん! 本当に書ききれないくらいたくさんの皆さんのパワーをもらって、成功した落語会でした。
そして、ワタシは思いました。
皆さんの満足そうなお顔を見て。
こりゃ、今回でやめるわけにはいかないなぁ……って。
これから真打に昇進し、それでなくても人気が高まった来るであろう立川こしら。
その彼の関西での活動において、よき前線基地となれるように、これからも頑張りたいと思います。
本当に皆さん、ありがとうございました!
来て下さった皆さん、次回のお越しもお待ち申し上げております!!
おまけ
翌日の裏EVEでも頑張る立川こしら
ステキ控え室
今回とってもお世話になった、ツブヤ大学の望月さん(向かって右端)も登場してのオープニング。
学生中心のお客さん相手に、ネトゲの話題とかでハートを掴む立川こしら。
でもネット配信する時はいつも「時そば」な立川こしら。
そういや古原さん!
裏EVEの前、こしらさんに朝マックおごってもらいましたよ~~! いいでしょ~!w
てなわけで、この辺でお開きにいたしましょう!
また、京都でお会いいたしましょう。
ご自身の「本業」もお忙しいのに、本当にお疲れさまでした
この行動力には頭が下がります
今回参加できなかったですが、いい雰囲気だったことがよくわかるレポですね
後半、諸般の事情により端折られているのが残念ではありますが、参加すればその本質も見えてくるという「お誘い」ですねw
年末へのこの時季は、処々煩雑でなかなか動けないのですが、次回第3回は「撮影班」もがんばって行きたいと思いますヨ
本当にお疲れさまでした
ところで、来年1月に阿佐ケ谷で「ガンダム落語」でひとイベントあるんですが、見にきませんかw