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9月 29

ふりっぷ、米子に立つ

わたくし、今週ちと休暇を取っておりまして、先週末より中国地方へと旅立っておりました。

中国地方と言えば、鳥取。

鳥取と言えば米子。

米子と言えば、そう。

米子市地域おこし協力隊員、古原奈々。

実は本来の用事の目的地は島根県は出雲だというのに、適当なことを言ってしまいましたね。

とは言え、心情的にはやはり古原奈々第二秘密基地でもあるここ「米子情報局どげな」が今回のメインターゲットなのであります。ただ、コチラのスケジュールの都合上、古原さんの予定に合わせて伺うことは難しいので、本人が留守でもお土産だけでも届けられればと言った気持ちで臨みます。もちろんその施設自体が閉まっていてはさすがにツラすぎるので、前もって米子市の観光課に連絡して問い合わせ。とても親切な応対で、地域おこし協力隊の誰が在駐しているかはわからないけど開いていますよ、とのお答えをいただきました。さすが、古原奈々を受け入れるだけの懐の深さを持った土地はお役所の対応もひと味違います。

で、前日になってから、古原さんにも連絡を入れてみますが、やはりお仕事で外出予定とのこと。残念ながら写真を撮るだけになりそうです。せめてお土産を預ける人がいればいいけどなぁ。でも、ワタシにとってはフルハラ第二秘密基地を訪れるだけでも充分な意味があるのです。

 

なつかしの秘密基地nanaco看板

そう。秘密基地nanaco。古原奈々の血と汗と涙、そしてピンク病と妄想癖の結晶である、今はなきこのお店。まだ工事中だった時期に撮ったこの看板の写真とカーテンの隙間とガラス越しの工事中の店内の写真。それだけがワタシのリアルな秘密基地の思い出なのです。このあと、なかなか東京に行く機会がなく、いつかきっとと思っているうちに一年でさっさと閉まってしまいやがりました。

だからこそ、今度こそは閉まってしまう前に(失礼)、その中に足を踏み入れ、じっくり堪能することが重要だったのであります。

一応念のために言っておきますが、第二秘密基地というのは古原奈々の傍若無人な振る舞いにより、どうみても地域情報発信とはほど遠い昭和レトロ空間となってしまったこの場所をワタシが勝手にそう呼んでいるだけで、あくまでも本来は「米子情報局どげな?」という公共の空間でございます。

とまあ、そんなわけで、土曜の朝京都を発ち、名神から中国道、米子道を走り、ついに米子市街に到着。現地近くの駐車場に車を駐め、しばし散策。

米子元町サンロード商店街

 

サンロード商店街と名付けられたこの通りは、時間的なこともあったのか、閑散としていましたが、よく見るとライブハウスやダンススクール、カフェなどもあり、一見の感想ですが、よくあるさびれてしまった商店街に再興の若い息吹が吹き込まれつつあるような……。ただ、あくまでもまだ芽が出るのかな~って雰囲気。こんな一角にあるダラズクリエイトボックスというビルに、米子情報局どげながあるとのこと。

ちなみに「ダラズ」(=だらず)とは鳥取、島根あたりの方言で、「馬鹿者」みたいな意味で、大人がこどもを叱ったりするような時にも使われる言葉ですが、このビルを運営しているプロジェクト的には「何でも真っ先に飛びついて、突拍子もないことをしてしまうが、どこか憎めない」という前向きな感じで扱っていらっしゃるようです。

そして、ついに到着!! ダラズクリエイトボックス!!

ほうほう! 角の1Fにある大きな窓はコミュニティFM「DARAZ FM」か! 古原さんもここで番組やればいいのに! もうウッキウキのワタクシです。

DARAZ CREATE BOX

DARAZ CREATE BOX 近景

 

フルハラ国王!!

ワタクシふりっぷ、やって参りましたよ!!

えーと……入口入口っと。

 

……ありゃ?

……錯覚?

いやいや、市の観光課も古原さんも開いてるって言ってたじゃないか! 古原さんはフルハラクオリティだからさて置いても、観光課は信用できるはずっ!!

あっ!!!!

逆側にも入口がぁぁぁ!!

 

 

……。

…………。

ふぅ。

写真が色あせているのはワタクシの心象風景を表しています。

フルハラ情報だけでなく、まさか米子市観光課までもフルハラクオリティだったとは……。

 

やむなくワタシはDARAZ FMの窓から中を覗きます。

かずかに「どげな」の看板が確かに見える……が、ちょっと写真に写るレベルじゃありません。あきらめきれないワタシは他の窓からも覗いてみます。もうね、変質者。

秘密基地nanacoを覗いた時のことが脳裏に浮かびます。あの時は早朝、そろそろ出勤する人が増えてくる時間帯、大通り沿いのバス停前にある「秘密基地」なるいつまでたっても工事中な怪しい店のガラス戸にへばりついていた自分と見事に重なります。

しかし、その甲斐あって、なんとか写真が撮れそうなポイントを発見。

窓ノ反射ニモ窓のワイヤーニモ負ケズ、ワタシハ写真ヲ撮ルノデス。

ふりっぷ、どげなにFirst contact

みんな……心の眼で見ておくれ……。

そしてワタシは、米子を、そして鳥取をあとにして、一路出雲へ向かったのです。

 

 

ふりっぷ、米子に立つ  ー完ー

 

 

※ ご注意 : 米子市観光課の方は悪くありません。きちんと規定の営業時間や三人の協力隊のだれかがいるということまで説明して下さいました。悪いのは営業時間に無人にしているあなたたちです! 古原奈々!!(これもホントはたまたま皆さん外のお仕事だったとのことです。責めているのはネタですよ! ネタ!)

 

 

4 comments

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  1. 蒲焼先生

    悲しすぎるオチに大笑いさせていただきましたw

    1. FLIP

      蒲焼先生ありがとうございます。
      行ったら閉まっていたというだけの内容なのにこんなに長くなってしまいました。なぜでしょうねぇ。
      しかし!
      待て! 次回!

  2. 雲州安田小平農園

    変質者は

    オレだ

    1. FLIP

      ありゃ……コメントをすっかり見落としておりましたな……。申し訳ない。もう見てないかもですが一応お返事をば。

      このアイコン+コメント怖いよ!!

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